決め手は、実際に
子供達に会えるツアーがあること。
直接スラムに行くなんて聞いたことがない。
それにインドのディープな現地体験は
軽く50万円は下らない。
支援すれば、インドツアー+6年間支援できる金額?
こりゃ行くしかない!
はい、そんな不純な動機で参加した私。
でもね、期待以上だった。
代表ジェームズ、彼のたった一人の熱い想いが、
小さな活動を生み、彼に共鳴、
共感する人たちが渦のように広がり今の大きさになった。
そんなジェームズが繰り返し言う。
「私は何もできない。
私にできるのはただ、みんなを愛すること。それだけ。」
私の問いに答えてくれたジェームズの
まっすぐな視線が熱すぎて忘れられない。
人間一人の思いが、ここまで大きな波紋となり
実を結ぶのを目の当たりにして魂が震えた。
私も何かしたい!できるはず!だって同じ人間だもの!
親も学校も教えてくれない夫婦学「男の育て方講座」で
起業を目指していく私に、力強いエールをもらった。
何をみて、何を感じるのか、人それぞれ全く違う。
Q1. なぜ行こうと思いましたか?
Megさんの思いに感銘を受けてスポンサーはしていましたが、実際に会える機会があると知って、
実際にスポンサーしてる子供達に会いたい!
最初はそんな思いでした。
Q2. 行ってみてどうでしたか?
実際行ってみたところ、【本質的な幸せ】がそこに溢れていました。日本人は物質的に豊かかもしれませんが、
目の輝きは失っている人たちの方が多いという事を、
スラムの子供達の目をみて確信しました。
彼らには物質的豊かさとは程遠い状況でしたが
「生きる喜び」を全員が持っていました。
僕の中でも幸せの定義について本当に考えさせられました。
Q3. 今後、体験をどんな風に活かして行こうと思いましたか?
稼げるから、とか、流行りだから、とかではなく。
それが「生きる喜び」に繋がっているのかどうか?で
全ての選択をして行こうと心に誓いました。
実際、この活動でインドの子供達と触れ合ってから
自分の事業にもますます芯が通ったと確信しています。
参加させていただき感謝しかありません。
参加するきっかけは、
ちょっとした興味でした。
「インドってどんな国なんだろう?」
「インド人ってやっぱり勤勉?」
「インドカレー食べてみたい笑」
あと、
「貧困に苦しんでいる子どもに何かしてあげられたらいいな」
そんな、本気で行動してる人に失礼なくらいの
ちょっとした思いつきと偽善心が出発点でした。
ツアー中は、ボランティア活動はもちろん、
歴史的な建物や観光名所にも訪れることができ、
とても良い経験になりました!
何よりも、貧困であるということを忘れてしまうほどの
インドの子ども達の“目の輝き”にただただ圧倒されるばかり。
日本の方が遥かに裕福と言える人の数が多いのに、
あんな目をしている人はどれだけいるのだろう…
“幸せ”とは何かを考えさせてもらえた、
とても良い経験になりました。
初めてのインドは良くも悪くも
いろんな意味で衝撃でした。
その中でも最も印象に残っているのは、
学校で学んでいる時の子供達の活き活きとした姿や
あふれんばかりの笑顔です!
この子供達にとっての教育とは、
学問を学ぶという本来の意味に加え、
生きるための選択の幅を広げ、
その結果犯罪に巻き込まれることなく自らの手で
自分の未来を切り開く手助けになるものだと気がつきました。
彼らの笑顔や幸せを守りたい!そう思い教育支援を決めました。
このツアーでは、信頼できる現地パートナーのアテンドで、
個人旅行ではまず体験することのできない貴重で
ディープな経験を得られます。
既に支援を始めている方は子供達への
愛おしさをより感じられる機会になると思いますし、
そうでない方も世界の見え方が変わると思いますので、
ぜひ体感してみることをお勧めします!
息子の優輝が中学3年の卒業式間際に
このプロジェクトに参加させてもらいました。
はじめは当時高校3年生の娘をと考えていたいのですが
娘から「優輝に行かせてあげて」とのこと。
でも私は優輝は行きたくないというだろうと、
内心思っていました。
インドのスラムの子供達には興味がないと思ったからです。
ところが本人は行きたい、とかなりポジティブ。
同年代の人はいないけれど、ステキな大人の皆さんと共に
過ごした時間は貴重なものとなったようです。
なんといっても自分がかなり恵まれた環境で
生活できていることを見て感じて実感が湧いたようで、
できる支援をしたい、と私を説得しました。
かなりの確信と説得力がありました。
(父親は5か月で死別、なのでどちらかと言えば
生活は困難な方かな。)
息子が参加した時は感受性の強い年齢だったこともあり、
視野が広がり、どこか心の隅っこかもしれませんが、
この経験が活きていて、
大学受験を考える時に影響しているのは間違いないですね。
「何か」自分にできることをしたいと。
彼は参加したことで、見ていなかったものが見え、
普段触れないような人々と触れ合えたようです。
私はインドから戻った帰り、
家までのバスで涙が止まりませんでした。
最初は自分でもなんで泣いてるのかわかりませんでした。
でも今思うとそれは全部、
インドで私自身が自分の目で見たり、聞いたり、
触れ合ったりした方々や光景に自分の心を
芯から揺さぶられたからだと思います。
インドでは今までに目にしたことのない極度の貧困や格差、
そしてその結果ものすごく苦しい生活を強いられている人々に
出会いました。しかし、そんな状況にも負けず
笑顔で前向きに生きている姿には本当に勇気付けられました。
「私も何かしなきゃ」という気持ちにすごくなりました。
はじめは、自分も寄付して協力しなきゃ。
そんなふうに思ってました。
でも、現実を見れば自分だって高校生の今は
養ってもらっている側。自分でお金だって稼いだこともない。
そんな私に何が出来るのか。すごく悩みました。
何もできないとも思い悔しいとたくさん思いました。
でもある日、色んな人のお話を聞いたり読んだりした結果、
自分なりの答えが出ました。私みたいにまだ高校生だったり、
養ってもらっている側の人は今すぐ寄付といった形などで
直接協力することは難しいかもしれない、
でもその分今与えられてるチャンス、機会、安全な住まい、
生活、学校ありとあらゆるものに感謝し、
その機会を絶対に無駄にしないこと。
絶えずそれが当然のことだと思わないこと。
今やれることを全力ですること。
今与えられているチャンスをめいいっぱい掴み取り、
自分の成長につなげる。
それが将来、自分が色んな形で恩返しをすることを
可能にさせるのかなって思います。
インドで出会った多くの方々は本当に
物質的には豊かではなくても、あるものを決して粗末にはせず、
感謝して、自分達にできることを全力でやっていました。
そして、よく知らない国からくる私のことも
大きな心と優しさで迎えてくれました。
こんな貴重な体験を高校生の時にできたのは宝物です。
そして私の人生を変えました。
インドで実際に行ったからこそ得られた体験です。